生活習慣病になる人が増加している

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全体的に増加している

全体的に増加している

食習慣の変化

生活習慣病は日本全体で増加しています。これは、現在の豊かな生活が大きく影響しています。食べ過ぎているという自覚がなくても摂取エネルギーが過剰になって、運動不足で消費エネルギーが減少することで、生活習慣病の発症リスクが一気に高まってしまうんですね。食習慣については欧米化が進んだことがかなり影響していますよ。ファーストフードの普及などが代表例として挙げられます。高カロリー、高脂肪の食事は糖尿病や高脂血症になるリスクが高まります。動脈硬化を引き起こす原因にもなりますね。ファーストフードは大人だけでなく、子どもも好んで食べます。生活習慣病の低年齢化につながり、大きな問題になっていますよ。また、保存食に使用する塩分の過剰摂取についても注意が必要です。

生活が便利になった一方で

自動車や公共交通機関の発達、労働の機械化、家電の進化などによって人々の生活は非常に楽になりました。しかし、それによって大きな問題も生じています。それが、運動不足というわけです。昔よりも歩く機会が減り、身体を動かすことがなくなったので、多くの人が運動不足に悩んでいます。これは中高年に限った話ではありません。WHOの調査では、特に若い女性の運動不足が深刻化していることが分かっています。普段から運動をしていない女性の割合は、なんと84.7%にも上ります。

ストレスの影響

現代はストレス社会と呼ばれるほど、多くの人がストレスに悩んでいます。ストレスによる食べ過ぎや飲酒などによって、生活習慣病を発症するリスクが高まります。喫煙者はたばこの本数も増えてしまいますね。また、ストレスに起因する行動だけでなく、ストレスそのものが生活習慣病につながる可能性もありますよ。

子どもにも多い

生活習慣病は子どもにも増加していることが問題になっています。近年は20歳以下の肥満が大きく増加しており、子どもでも糖尿病や高血圧になっています。子どもは普段から脂質や糖分を摂り過ぎる傾向にあることも要因として考えられますね。その他にも、受験や学校生活のストレス、運動をする機会の減少などが影響しています。
また、パソコンやスマートフォン、ゲームなどの画面の前で過ごす時間が増えています。いわゆるスクリーンタイムですね。このスクリーンタイムが長い子どもは、肥満になりやすい傾向にあるのを知っていましたか?画面に気を取られると間食が多くなり、食品広告を見ることでさらに食欲が刺激されます。その結果、食習慣が乱れて生活習慣病になってしまうんですね。さらに、こういった習慣は成人になってからも引き継がれますよ。

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